冬の大敵!髪の毛の静電気 原因を知ってまとまりのあるツヤ髪を目指す!

原因①”乾燥”

髪の毛に静電気が起こる原因は”空気の乾燥”と”髪の毛の乾燥”の2つにわけられます。

 

空気の乾燥

寒い日にセーターを着ようとしたらバチバチと静電気が発生して、髪の毛が手に負えないほど広がってしまった経験は誰にでもあるかと思います。
湿度が高いと静電気の分解は早くなるので、空気が乾燥している冬は静電気が発生しやすくなるのです。

 

髪の毛の乾燥

髪の毛が乾燥するのは空気が乾燥する冬だけではありません。紫外線が当たると髪の毛も日焼けしてしまうってご存知でしたか?日焼けした髪の毛はキューティクルがダメージを受けているので、水分を保ちにくくなっています。それにより髪の毛の乾燥が進むのです。

その他にも、生活習慣の乱れや睡眠不足は髪の毛が健康に育つ邪魔をします。そのため、乾燥の一因となってしまうのです。

 

原因②”髪の毛のダメージ”

もしも頻繁に静電気が起こる場合は、髪の毛が傷んでしまっている可能性があります。
傷んでいる髪の毛ほど、静電気を帯びやすくなるのです。。傷んでいる髪の毛に手を通すと、すーっと通らずに途中で引っかかったり、絡まったりしますよね。
パーマやカラーリングを繰り返して、パサパサになった髪の毛は水分量が少ない上に摩擦も起きやすいため、引っ掛かりが生じてしまうのです。
髪の毛に下敷きを当ててこすると静電気が起こるように、髪の毛同士でこすれて摩擦が起きる場合でも同じことが起こります。生じた静電気は、傷めている髪の毛をさらに傷めつけるのです。

 

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髪はダメージを受けることで空洞化し更にダメージを大きく進行させてしまう!

髪がダメージを受けるとキューティクルが損傷していきます。
そこにカラー剤などのアルカリのダメージが加わると、髪の内部のタンパク質の流出が始まってしまいます。
この内部流出が進行していくと髪の内側に『ダメージホール』という空洞が出来上がっていきます。

この『ダメージホール』が髪のダメージを大きく進行してしまう空洞化の原因です。
髪の空洞化が進み『ダメージホール』が多くなってくると髪の状態は以下のように変化して行きます。

 

ダメージにより髪の空洞化が進みダメージホールが増える。

空洞部分に水分が入り込み、髪がふやける。(柔らかくなり切れやすくなる)

ふやけた髪は水分を吸い込みやすくなるため、湿気に弱くなる。(髪の親水化)

柔らかくふやけた髪は内部に水分が入り込みやすいため、内部のタンパク質が水分に溶けて流れ出るため空洞化がより進行する。

ダメージホールがさらに増加した髪は、水分保持力を失いバサバサに乾燥しやすくなる。

しかし、より多くの水分を含みやすくなっているので濡れると異常に吸水して、なかなか乾かなくなってしまう。(でも乾くとバサバサ)

 

こんな感じでどんどんヘアダメージが進行してしまいます。

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